僕は、小学4年生から中学受験のための塾に通っていましたが、3年間の間に塾を転々としてしまい、6年生になって、茶理庵が僕の終着駅になりました。
本気でがんばれる塾をようやく見つけ、スタートを切った僕でしたが、安心してしまったのか、だんだんだらけてしまいました。自分ではがんばっているつもりでしたが、夏休みの課題の確認テストになかなか合格できなく、何度も何度も何度も「追試」を受ける日々が続きました。
そして、その追試は、夏休み中に終わらせることができず、その時はじめて「受験勉強の大変さ」を思い知りました。
9月になって、三者面談で、「夏休みの勉強が うまくいってなかった」「予定より、2カ月ほど勉強が遅れています」と告げられ、それから入試本番までの日々は、壮絶なものでした。しかし、月日が進んでも、僕の合格可能性はずっと低い状態のままでした。
ある日のチャーリーの言葉が、今も印象に強く残っています。「『力』は上がってきている。だけど、これから大切なのは、”上がっていく角度”だゾ」この言葉には、とても勇気づけられました。さらに、父と母が受験生本人の僕より本気になってきて、暗記や算数でかなり協力してくれました。
2月1日に、行きたかった学校に合格できました。青山学院横浜英和の男子は僕達が1期生です。つまり、僕らが「学校の歴史の1ページ目」になることになります。「なかなか経験できることではないよ」と、父やチャーリーからも言ってもらえました。
がんばって、合格できて本当にうれしいです!
Comments