ぼくは、5年生のころ、一度、塾をやめようと思ったことがあります。
それは、宿題が多くて、覚えることが難しいと感じられたからです。
しかし、ぼくはやめませんでした。
その理由は、ここでやめてしまったら、今まで自分がやってきたことは何になるのだろうか?と思ったからです。そう思って塾に通っているうちに、塾のみんなと一緒にいるのもいいなと思うようになりました。
次第に、受験とは何なのか?を考えるようになりました。
何度か考えているうちに、受験というのは、木を切ることと同じではないかと考えるようになりました。
試験会場で制限時間内に木を切っていくのです。そして、その木を切るためのオノは、努力をすることによって、どんな木でも切れるようになっていくのだと思いました。
その考えにたどり着いてから、ぼくは芝中学校を受験して合格することができました。
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