入試までラスト1週間は学校を休むことにして、塾の授業が始まる前まで、家で自習していた。
いつも自習が終わると眠くなってしまい、肝心の塾の授業の内容が頭に入らない時があって、
集中力もかなり落ちているのが自分でもわかった。
5年生の時には、土日に2時間半勉強しただけで「多い」と感じられていたのが、「すごく短い」と思えた。もっと時間が欲しいと感じた。
入試までの7日間は、なぜか計算ミスや問題の読み間違いが急に増えだし、すごく不安になって、よく泣いていた。
それでも無我夢中で勉強して、第一志望校の1回目の入試で合格することができた。
結果発表の時は、すごくドキドキしたが、合格だとわかった瞬間、うれしくてうれしくて10分間ぐらい大泣きした。
それ以降の入試はキャンセルして、翌日、学校に行った時、自分以外の受験生はまだ一人もいなかった。2月3日からは、徐々に合格者が学校に来るようになるのだろうが、ちょっと優越感を感じ、家に帰って親に自慢した。
親が、「この3年間、『勉強しろ』と言った覚えがない」と言っていた。
中学受験を志して、受験勉強をしていく中で、すごく自分自身が成長したような気がした。
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