僕は4年生の7月に、茶理庵に入塾しました。
6年生の5月になって、受験勉強一本にしぼることにしましたが、それまでは、ラグビー、水泳、英語も並行して取り組んでいました。茶理庵での毎週の小テストは追試の常連、、、5年生の12月には、家族全員同席のもと、三者面談ならぬ四者面談が行われるまでになってしまいました。
6年生の9月に始まった、大きい規模の模擬試験の結果も毎回ふるわず、とても苦しい日々が長く続きました。
しかし、そういう日々が180°変わる出来事が、6年生の12月に起きました。
“真の志望校”と巡り合ったのです。その日から、自分でも「目の色が変わった」と感じられるほど勉強をしました。
「もっと早い時期から、いろいろな学校を真剣に見ていれば、、、」とか、「もっと早い時期から、課題にていねいに取り組んでいれば、、、」とか、後悔する暇もないほどに。自分で言うのもおかしいけれど、12月からの2か月間は本当に充実していました。
でも、“差”は2カ月で埋められるものではなく、僕にとって、入試の結果は実に厳しいものでした。
入試の最終日に、学校のそばでチャーリーが待っていてくれました。気分が落ちていたので、すごくうれしかったです。
僕はこの中学受験を通して、初めて「本当に欲しいものが手に入らない」挫折を味わいました。と、同時に、「欲しいものを確実に手に入れるためには、たゆまぬ努力が必要」と知ることができました。楽しい18期生の仲間や先生たちとの日々を胸に、6年後の勝負に向けて、春から全開でがんばっていくことを誓います。