1月6日の冬期講習の日、ぼくはチャーリーに怒られてしまった。
度重なる忘れ物と、やる気のなさ、そして前日の宿題のやり忘れが原因で、ついに、「帰れ、もう来なくていい。」と言われてしまったのである。
ぼくの本当の受験勉強は、ここから始まった。
そう言われても、ぼくは毎日、茶理庵に通い続けた。毎回、帰されて、あきらめそうにもなったが、もう一度みんなと授業を受けたいという気持ちが強くあって、あきらめたくなかった。
自分の苦手な分野である、漢字やラウンド100(社会)を毎日徹底的にやったが、一問目で間違えてしまい、また帰されてしまった。
どうやって勉強をしたら良くなるか、チャーリーに指導された。
それから毎日勉強していると、漢字や歴史が少しずつではあるが、できるようになってきた。
そして、ぼくは、みんなと一緒に授業を受けることができた。
今回の経験がなければ、夢の第一志望校に合格することはできなかっただろう。
茶理庵に通って良かったと思う。
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