ぼくが塾に通い始めたのは、五年生の十一月で、他の普通の人たちと比べて遅いスタートでした。…ということは、他の普通の人たちよりも数倍の努力が必要となります。でも、このころは、計算もろくにできませんでした。
ところが、二月になり六年生ともなると、毎日たくさんの問題をやるようになりました。その成果が出て、一ヶ月も経たないうちに計算もすらすらできるようになり、いろいろな知識も増えました。
しかし、今度は「文章題」という壁に突き当たりました。それでも、文章題も基本的なことをしっかり勉強していくとできるようになりました。
これは算数だけに言えることではなく、理科も社会も同じです。いきなり難問を解くなんて無理なことなので、基本からやっていくと、だんだん難問も解けるようになります。
そして、なにより勉強は練習量が必要です。
毎日、勉強を続けることが合格への道になるのだと思います。志望校に合格できたのは、このようなことを積み重ねてきたからだと思います。